アンケート調査について

 当調査は障害当事者の生の声を聞くことに一番の重きを置いた。なかなか表に現れない密室での事柄であるため、今までデータを採るのも困難であったと思われるが、調昔および提案をするからには当事者の詳細な意見を聞く必要があると考えた。したがって本アンケートは敢えて理由や希望、想いなど記述部分を多く作成した。にもかかわらず、上肢障害があることが読み取れる方々の、詳細な回答を多数得ることが出来たことに予想外の喜びを感じると共に、アンケートの1部1部から、少しでも現状を改善してほしいと言う切実な思いが伝わってくる。この当事者の視点を充分汲み上げ、広く反映させていきたいと痛切に感じる次第である。


 アンケート調査対象者、郵送・配布先は以下のとおりである。

・AJU福祉情報誌読者(社会福祉法人AJU自立の家発行) 700部
・愛知県重度障害者の生活をよくする会 250部
・リウマチ友の会 100部
・頚髄損傷連絡会 50部
・筋ジストロフィー協会愛知支部 30部
・脳卒中疾患者 30部
・その他 90部

 以上、1250部を配布し265部の回答が得られた。尚、AJU福祉情報誌読者の中には障害を持たない方も多くいらっしゃることも記しておきたい。


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